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MIMO モーターショー

Milano Monza Moter Show 10-13 Giugno ミラノ モンツァ自動車ショー 1

モーターショーのフオーリサローネ化? Fuori Salone dell’ Automobile?

やっとミラノに華やかさが戻ってきた。一年以上に静かだったドゥオーモ広場にスーパーカーが勢ぞろい。フェラーリ、ランボルギーニ、アルファロメオなど伊を代表するその最新モデルを人々が取り囲んだ。F1 イタリア グランプリが行われるモンツァの自動車ショーが初めてミラノと共催になった。昨年の予定だったが、コロナの影響で一年遅れた開催。

最も人通りの多いガレリアサイドには地元のFCAのフェラーリ、アルファロメオ、フィアットが並ぶ。その老舗より人気なのがパガーニ(PAGANI)だ。アルゼンチン人オーナーの小さな急伸メーカー(従業員160名)の最大の特徴はボディの殆どがカーボンファイバー製(外装も内装も)素材を訴求するために着色せず、クリアー塗装でストライプ状のファイバーが丸見え!シリンダーヘッドさえもファイバー製。このガルウイングドアーのイモラ(IMOLA)は5台のみの限定生産。ボディーに製造番号の刻印を刻んだプレートがついてる。ボンネットも開けた姿はさながら映画の「トラスフォルマー」! 常に人だかり。

その右に並ぶロードスターBC(RoadstarBC)は40台のみ。両モデル共に完売済み。予約には1.5~2年必要とか。

その左には老舗フェラーリ(Ferrari)の最新モデル、ポルトフィーノ(Portofino) ジェノバの隣の高級リゾート地の名を冠したそのフォルムはさすがにエレガント。

欧州のメーカーでいち早くエレクトリックカーを出したBMWは、その2つ並んだ独自のフロントグリルキドニーグリル (肝臓 Kidney grill)の処理が毎回物議を醸し出してる。メーカーのアイデンティティーに関わる重要なテーマであるが空気冷却いらない電気自動車では不要では?!(写真の処理はエグイ。個人的にはもっと小さくて良いと思う)

スーパーカーながら、大きな曲線でエレガントなのはブガティ(BUGATTI) 青いモデルではミシュラン製カーボンをアピール

カラー処理のみであまり斬新さは感じなかったランボルギーニ(Lamborghini)

BMWグループのMINIも100%エレクトリック

一番カワイー 100%エレクトリックはやっぱりチンクチェント(Cinquecento)か?!

でも、結構、侮れないのが最近マークを変えてきた、韓国の起亜自動車 KIA 上手に電気自動車ぽく まとめてきてる。おまけに唯一、スタイルの良いカーコンパニオンが説明してくれた。

エレクトリック化により複雑なエンジン不要となり既存の大メーカー以外に市場への参入が容易になった。その代表がdrEVO。テンポラリーショップを設置して、顧客獲得に乗り出していた。

あの往年の名車 パンダも電動化して復活!通りすがりの娘が叫ぶ 「Pandina~!

電動化でシティモビリティは空気抵抗に関係なく流線形ではなく、居住スペース重視の箱型が台頭。これはシトロエン CITROËN 「動くレンガ~!」隣の子供が叫んでいた。

前述の子供の言葉通りのザ ボックス 箱型プロトタイプもあった。La Small design by Umberto Palermo. トリノのMole Urbane社のユニークなランチボックスのような型の後ろは必要により、荷台のもなるユニットタイプ。

有名なイタリア警察Polizia の高速道路警備用のランボルギーニ、犯罪者がスーパーカーの場合もあるから、、

なかなかのカラーはバービー仕様

(まだまだ続く、次は気になる日本メーカー勢)

(私は既に何年もカーシェアリングだ。車は移動の道具の一つとしか捉えてない人が増えてるが、久しぶりに見るステージに乗った最新のクルマ達は新鮮だ。さながら、クルマのファションショー。街のの中心地で開催はB to Bでは無く B to C。そう、クルマのフオーリサローネFuoriSaloneだ!今後もして欲しい。

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